不思議の木 NEEM
NEEM MARGOSA
【ニームマルゴザ】
学名:Melia Azadirachta
(メディアアザディラクタ)
種別:センダン科
ニームは、インドでは5000年以上も前から愛用されている植物で、樹液や樹皮、葉や種子にいたるまであますとこなく、活用されています。より、健康を確実なものにするため、家庭の庭や街路樹としてもよく見かけます。「ミラクルニーム」【村の薬局」とも呼ばれ、万能樹として重宝されてきました。
ニームの葉を『美肌』のためにお風呂に入れたり、 『虫よけハーブ』として農業に使われたり、『穀物や衣類などの保存』のために使用されたりと、用途はいろいろなのです。
樹に含まれているアザジラクチンは、とても苦い物質ですが、人間の健康によいとされて、インド社会ではハーブの一種として庶民の生活に今も広く用いられています。
アメリカ政府機関とドイツ政府機関などが世界中の植物の約100,000種類の殺虫効果や忌避効果などを調査した結果、ニームに勝るものは発見できませんでした。
アメリカ政府は、21世紀の環境問題を解決するのはニームの木(樹)と発表し、既に100,000本以上を栽培中です。
インドでは、街路樹として良く見かけます。
|